2011/10/31

白帆昇天会高齢...秋刀魚パーティ!


某月某日秋も深まり、さぁ週末は安良里じゃっ...!好天の期待をこめて金曜日家に帰ると、不在配達票が!そこには...貴殿とぜひぜひお話したい用件が、お早めにお電話くだされ候也!プルルルル…そして届けられたのは大きな氷冷BOXに詰められた...旬!旬!旬~ン!秋刀魚ァァァァァ!
近年徐々に水揚げ量が減少し、今年は東日本の大震災の影響もあり厳しい水産業と報じていた。サンマ漁は7月から12月までが漁期で、日没から船体の側面から海中に網を張り出し、集魚灯で魚を集める「棒受け網漁」が中心。例年、序盤の拠点は北方近海から釧路付近、徐々にサンマを追って三陸、銚子沖へと南下し、十一月半ばに帰港すると聞く。
明日は安良里と決めてはいたが、急遽変更!早速、ご近所さんや友人知人に、即! Voy の宅急便と決めた。土曜は朝からそれぞれジプロックし、配達に駆け回った。その脚でYBMへ直行!白帆昇天会の皆の衆と...秋刀魚パーティも付け加えた、例の如くが始まったのである。
好天のデッキに座り込み、秋刀魚をジュウジュウ^;・:\(*^▽^*)/:・;^...余りにもの巨大な秋刀魚は半分にされて行って来い!それでも四角い網から食み出る始末であった!
最初は刺身に下ろし、あっという間に胃袋へ!うめぇぞ~!とのお褒めの言葉が風にのって、追加を要求している!順次、ジュウジュウ(´Oノ`o)ウメャ~オッホー!
延々と続く、胃肝臓アルコール耐久試験!ついには夜の部へと突入していくのでアッタ~(≡∀≡σ)σ おそれいったかァ!ガハハハ...!
へべれけになった皆の衆は、このような有様!あ~ら!私達だって負けてはいません~のことよ...なんて!凝った胃 \( ̄m ̄〃)ぷぷっ!  
白帆昇天会!お嬢さま連合の面々の意気酔う酔うに!へべれけな男衆達もたじたじであったと聞く!

2011/10/24

瀬戸内海...男木島~塩飽本島!


某月某日...瀬戸内海高松市の男木島の夜明けは美しかった。この男木島の沖合いでは夜な夜なフェリーや内航船の航海灯が赤く、緑に尾を引いて瞬き、そして漆黒の闇に解け込んで行く。

安良里の小路と同じで、入り組み迷路のような路地を抜けて、瀬戸内海が一望できる高台に登る。なんと此処は豊玉姫神社

安良里と違うところは路地がほとんどすべて石造りの階段で、家々への細いアプローチがかろうじて整地されている。どこに行くにしても、家々の壁に手が届きそうなこの細い石段の路地を歩いていくのだ。
さぁ!出航だ。きのう夕焼けの彼方に小さく見えた大槌島の直ぐ横を進む。

左先に小さく見えるのが、小槌島で古今は無人島であるとのことだった。その先に見えるのがし四国高松の北峰や王越山!

うねりも波もない、穏やかな瀬戸内海のクルーズ!しかしこの附近は航路が交差して追いすがる大型船や対向船に注意しながらのクルーズでもある。
本日の目的の一つがこの先に見えてきた。それは香川県の坂出と岡山県の倉敷を繋ぐ瀬戸大橋なのだ。この橋は与島、岩黒島、櫃石島、それぞれを繋ぎ陸路の要となっていた。
そして此処は...備讃瀬戸! ド・真ん中ァ~!  ..\(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

※ 備讃瀬戸は,東側が播磨灘,西側が備後灘に通じる東西に長い瀬戸内海で備讃瀬戸東部では1 日平均850 隻通航し,備讃瀬戸西部でも1 日平均650 隻通航しており,船舶がふくそうする海域である。(出展:国土交通省)
与島には立派なハイウェイオアシス フィッシャーマンズワープ瀬戸大橋 がある。なんと車でドライブして来て食事や釣り!クルージング船が停泊できるマリーナまで付いているのだ。正面の建物がフィッシャーマンズワープ!
表敬訪問とマリーナの港内をぐるりと1周!手前の防波堤は釣りができるように整備され、人々で賑わっていた。しかしなぜか今年いっぱいで閉館されると聞いた。

その与島の橋脚下...2011年10月8日の昼前後の潮は1.2~1.4Knot の東流である。細い水路は川のように波打ちゆらぎ、あらゆるものを翻弄し追いやっている。

そしてその先に見えたものは!

やはり激流を彷彿する潮の流れであった。それにしてもこんな小さな岩に釣姿一人!

そして次の目的の島...塩飽(しわく)本島の笠島!いたるところに塩飽本島水軍の守り神!道祖神が祀られ、古く江戸の名残をとどめる町並みが保存されている笠島!

笠島港のこの日10/8 の満潮時で250センチほど。ちなみに大潮時には岡山県の水島港あたりで 366センチ(10/28 12:14) 与島で 339センチ(10/28 12:04) ...想像以上に満潮干潮の差が激しい!浮き桟橋が非常に有難いのだ。

笠島の町並み保存地区で唯一のお宿!1日1組限定、お昼は要予約のやかた船!美味しくきれいに盛り付けたお昼コースが1050円...!何が旨かったって...地物の蛸飯ごはん!これだけでもう一度...行きたくなる!

築140年の古民家の自宅を改装した料亭のような民宿...しばしこころを解きなすがまま、ゆったりと自分だけの時間を満喫することが出来る。

お問い合わせ:塩飽本島観光案内 TEL:0877-27-3077 民宿 やかた船

島内には静かに、そして路地の奥深くから海岸通へ...穏やかな備讃瀬戸のそよ風が通り過ぎていった。


2011/10/17

酢橘も育ちも...カボスと柚子ます!


某月某日のことだった。夕刻会社から帰るとなにやら賑やかな、体が自然に動くような笛!太鼓のお囃子がかすかに近づいてくる。いや!近づいていったのは安良よっとのほうで、祭礼が動くわけではなかった。

家の前の細い坂道を挟んだ神社の秋祭りが14・15日と毎年決まって行われているのだ。そう云えば、安良よっと!昨年は脚をくじいて、痛みを我慢しながら...それでも不屈の精神で縁日を冷やかし、焼き醤油の香りがする熱いイカ!ジューシーなソースを絡めたたこ焼きなどを貪って居たものだった。
早いもので、もう1年過ぎたのだ。お御足もすっかり良くなり、海の上でも不自由しなくなった。健康が一番!などと、喉元過ぎればのタラ!レバ!の安良よっとでごじゃりました。(= ̄▽ ̄=)ニィーーッ・・・
そんな想いを脳裏に早朝の東名高速を飛ばすのでありました。横浜町田の上り線は強風と雨で横転した車で大渋滞!何かいやな予感が...荒れた天気の中を慎重にドライビングして行ったのでありました。

2週間ぶりの安良里は早朝から雨模様!それでも荷物を伝馬船に積み込む頃は微かな雨足となり乗艇しドジャーとビミニを展開し、繋ぎ目の透明シートで頭上をすべてを覆った頃にはやや明るい日差しの兆候も見せ始めていた。

今回の使命はスプレー避けの透明シートを左右のライフラインに取り付けることだった。これはかなり有効で、少々のスプレーを避けこころ穏やかにクルーズ出来るのだ d(⌒ー⌒)!

網目の入った1mm厚のシートで、穏やかにクルーズしている最中に側頭部辺りにピチャン~!などと降りかかるあいつを知らないものはなかろう!

そうこうしている間にお昼だ!Oさんも来ている。プルルル…温泉が先で、その後に冷べたいビール!寄せ鍋を肴に、純米酒コース!...如何?処ではない...即ご賛同を得て、浮島温泉へ!

そして寄せ鍋の宴が始まったのでありました。純米酒は伊豆文学の香り!天城峠~♪(≡∀≡σ)σ おそれいったかァ!ガハハハ...!

お鍋はタラ!鮭!肉団子!2種類の茸に野菜たっぷり~!特性の出汁を効かせたスープに...黄色く育ちすぎた酢橘...!そしてOさんお手製の厚焼き豚ひれ肉としいたけ極旨しょうゆ味!いつもいつも味が党!ごじゃります。
夕方からはデンデンの余丁町散人さんも茹で豚肉の厚切り旨煮をお持ちくださって、安良里の宴会は盛り上がって行ったのでありました。昼すぎから夕刻とロングランで、ずいぶん酩酊していて写真をお撮り出来なかったことが残念です。

夜もそこそこ更けて一人キャビンでグラスを傾ける。たまには静かに...
そうか!久々にブルースでも!柳ジョージ氏がお亡くなりになり今週は喪に服すと誓ったのだ。彼とはつい数年ほど前の二十歳の頃に新宿の殿堂旧ACBで、対バンでご一緒したこともあった。そう!他人事ではないのだ。
安らかに...そして好きだったGINを存分にお楽しみください。...合掌


2011/10/11

安良よっと!夢に見た瀬戸内海を満喫...


某月某日!西伊豆軍団、ドンチャック親方!波勝親方!酔っ艇親方!そして安良よっとの4名が、車で先行しているHoota親方!を追いかけるかのように徳島は阿波踊り空港へ降り立ったのだった。なんとそこには徳島県知事はじめNHK徳島TVカメラなどがお出迎えのたいそうな歓迎振りに...軍団としては大見得を切らにゃぁ!と、阿波踊り西伊豆連をお披露目するのであった。

そうこうしてる間に夕餉の時間が迫り、船舶免許取得と、なんといきなり NZ 永住を表明した西の魔女のお出迎えのリムジンに乗り徳島駅前の鳥ぼん!へ...総勢10名が勢ぞろいしたのであった。

当然ながらお肉は阿波尾鳥!鍋に始まり、阿波尾鳥串焼きのフルコースの宴会で盛り上がるのでありました。

翌早朝!徳島ケンチョピアを出航し小鳴門海峡へ!好天を約束されているとはいえ、10月ともなると早朝の気温はかなり低くそれ相応の準備が必要であった。小鳴門に差し掛る頃には陽も上がりずいぶん暖かくなってきた。

今回は土佐泊側から海峡に進入して行く!大手海岸の刺し網白ブイの行列が取り巻く岬を大きく回りこみ、青の浮標を目指す。(写真中央の白に青いスパンカーは漁船)

この浮標を左舷に見て回り込んでいく。地元の漁船はお構いなしに好き勝手なコースを取る。これに惑わされないように!
今度は陸の2本の導標と写真の赤の浮標を、右舷に交わしながら回り込んで写真の赤浮標奥に見える撫養橋と小鳴門橋に向けて進入していくのだ。小鳴門橋の中ほどに鍋島!これの右側を通過する!当たり前のルールだが、漁業ブイがたくさん浮いていて戸惑う!近くに進むと広いルートが見える!

前回の逆のコースとは云え小鳴門海峡は激しく反応してくれた。テラーを持つ手に、海底にぶつかった波塊が突き上げてくる見えない力が止め処なく掛かる。ファジーにその突き上げに応えながら海峡の自然の脅威を味わう。

3番目の白い小鳴門大橋をくぐり、途中!砂場の浅瀬にキールを潜り込ませ漁師さんに引き摺り出してもらいながら、最後に赤色の小鳴門新橋を通過し北泊の出口に差し掛かる。ご覧のように海水が湧き上がって、渦を巻いている。
さぁ!ここからは小豆島目指して3時間余のクルージング!小豆島海の駅ふるさと村へ向かう!早朝からの朝ビー!の摂りすぎで、いささか疲れた安良よっと!ここでひと寝入り...。

気がつけば着いたゾ~!海遊人さん!に同乗のイーグルさん達と池田港手前の海の駅ふるさと村に上陸し、ここで特産の手延べソーメン480円を冷たくいただく!

出航後、土庄東港で残り少なくなった冷たいビールを1ケース買出し!ここでは小豆島のトンボ路?3つの島が干潮時に陸伝いになるのだ。

堂ヶ島のトンボロ!に、命とロマンを賭けている...西いずラちゃんに見せたかったなぁ!さぁ!忙しいぞ...今日の目的地は高松港沖合いの男木島

瀬戸内海航路にはフェリー、貨物船、内航船、長距離船などが入り混じり、隊列を作りルールに従い交差し離反していく!夕闇が迫り!瀬戸内海独特の風景が脳裏を刺激する!遠く前方右に見えるおむすび島は大槌島!左が小槌島!明日はこの間を抜けていく。
さらに夕陽が紅くなり、きらきらと海面が耀く!当然のごとく...ブシュ~!喉ごしが訴える...冷えたもっと冷えたビールを...グビグビグ~ 旨ァァァ~ィ!
さぁ!西伊豆軍団!松山からりょうちゃんさんご夫婦!瀬戸内海軍団!総勢11名が突き進む...その今夜の目的は!! 男木島の大判...渡り蟹~ィィィ!